ミネアポリス連銀総裁、インフレのデータは正しい方向に進んでいる
(ブルームバーグ): 米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は10月消費者物価指数(CPI)統計について、インフレ率が当局の2%目標に向かって低下しているのを裏付けているとの見解を示した。
同統計の発表直後に発言したカシュカリ氏は、まだ詳細にデータを確認できていないと強調。それでも、総合CPIなどの数値を基づくと、インフレの軌道については自信を持っていると述べた。
ブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューでカシュカリ氏は「インフレは正しい方向に進んでいると考える。その点については自信を持っているが、もう少し様子を見る必要がある」とし、「何らかの決定を下す前に、さらに1カ月もしくは6週間のデータを分析しなくてはならない」と続けた。
原題:Fed’s Kashkari Says Inflation Data Moving In Right Direction(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Jonnelle Marte, Michael McKee