久保、長友のシリア戦起用に森保監督「ケガのリスクがあるようであれば無理すべきではない」
日本代表の森保一監督が10日、北中米W杯アジア2次予選・シリア戦(Eピース)の前日会見を行い、広島入り後に別メニュー調整を続けていたDF長友佑都(FC東京)とMF久保建英(ソシエダ)の起用可否について慎重な見通しを示した。 【写真】「なんと!」「こんなかわい子ちゃんが…」ユニ姿で連番観戦した“美女2人”に脚光 6日に敵地ヤンゴンで行われたミャンマー戦(◯5-0)はDF冨安健洋(アーセナル)、長友、久保の3人がベンチ外。冨安は広島入り初日となった8日の練習からフルメニュー合流を果たしており、シリア戦では先発出場するとみられる一方、長友と久保は一部別メニューで調整し、ケガのリスクが懸念されていた。 長友と久保は9日の冒頭公開30分間はフル参加していたが、森保監督は「まずはこの代表活動でプレーできるという判断のもと、彼らを招集させてもらっている。可能であればプレーしてもらいたい。ただ予定と現実は違う場合がある」と現状を説明。起用については「いまトレーニングには復帰しているが、最終的に今日のトレーニングをした後、もう一度メディカルと話をしたい。ケガのリスクがあるようであれば無理をすべきではないので、プレーしてもらうかどうかは判断していきたい」と慎重な見通しを示した。 シリア戦は9月に開幕するW杯最終予選を控える中、最後の国際Aマッチ。それでも森保監督は「次の9月の活動まで時間が空くので、もちろん他の選手と合わせてもらう、チーム戦術の中で合わせてもらうところはやっていきたいが、ケガをしてしまって、そのケガが尾を引いて、自チームでの活動、今後の選手のキャリアに響くようなことはあってはいけない。ケガの状態を見ていくことを最優先したい」とコンディションを最優先する方針を強調した。