福井でも数年前から取り扱う店が増えている「アフタヌーンティー」。福井駅前のホテル「コートヤード・バイ・マリオット福井」でも、6月7日からアフタヌーンティーの提供が始まります。県民だけでなく、観光客をもてなそうと福井ならではの魅力が詰まった中身となっています。 　　 コートヤード・バイ・マリオット福井の16階にある「ザ・ラウンジ＆バー」で提供が始まるアフタヌーンティーは、紫を基調とした越前漆器に入っています。 　 佐々木菜緒記者： 「まるで玉手箱のようなアフタヌーンティー。高級感のある箱を開けてみますと、中にはジュエリーのようなスイーツと料理が並んでいます」 　　 重箱を埋めるのは、旬の食材や、県内産の黒米や黄金梅、福井ポークなどを使って 仕立てた12品です。アフタヌーンティーには欠かせないスコーンも、とみつ金時を使ったオリジナルの一品です。 　 佐々木菜緒記者 「福井産の食材を使っていて、お米のサクサクした触感とアプリコットのさわやかな感じがすごく合います。もう一品も、さっぱりとしたスープの中に越のルビーの甘さを感じる、福井ならではの一品です」 　 県内のホテルでアフタヌーンティーを提供するのは、初めてだということです。県民だけでなく、国内外から訪れる観光客らを見込んで、福井ならではのものを用意しようと半年前から構想を練り、試作を重ねてようやく完成しました。 　 ペストリーシェフ・吉田嗣史さん： 「デザートを作るときに、できるだけ一つの作品に隠すようなイメージで作って、客がハッとするような体験をしてほしいと思い、色々な種類の食材を組み合わせている。デザートが好きな人にはもちろん、男性も女性も幅広い年齢層に楽しんでほしい」 　　 アフタヌーンティーは、コートヤード・バイ・マリオット福井の16階にある「ザ・ラウンジ＆バー」で、7日から1日30食限定、1食5800円で提供されます。