【チャンピオンズC1週前】ウィルソンテソーロ、元気いっぱいの動き 小手川師「1ミリの無駄もない非常にいい動きでした」
JBCクラシックで念願のGⅠ級タイトルを手にしたウィルソンテソーロは、美浦Wで単走で追われた。17日に美浦坂路で4F58秒0をマークして、この中間は2本目となる時計。鞍上の手はがっちり抑えられたままだったが、元気いっぱいの動きで5F66秒5―38秒2―12秒3を計時した。 小手川師は「1ミリの無駄もない非常にいい動きでした。目標をここに置いて調整してきていますし、間隔が詰まっているし、これで問題ないです」と動きに合格点をつけた。 前走は佐賀まで約20時間をかけての輸送を克服しての勝利。「ドバイでの経験が大きいですね」と同師は海外遠征による精神面の成長に大きな手応えを感じている。大きなタイトルを手にしたことで「馬も自信を持ったようだ」とも。今度はJRA・GⅠを。あと1週。大目標へ入魂の調整が続く。
中日スポーツ