陸自、飛行再開の見通し示さず オスプレイ墜落で幕僚長
陸上自衛隊トップの森下泰臣陸上幕僚長は29日の記者会見で、鹿児島県・屋久島沖の米空軍CV22オスプレイ墜落事故を受けて飛行を見合わせている陸自のV22オスプレイに関し「再開時期は予断を持って答えられない」と述べた。 事故は29日で発生から3カ月。森下氏は乗組員らの訓練について「実際の飛行ができず、シミュレーターで代用している。全く支障がないというわけではなく、再開に向けて努力と準備をしている」と強調した。 米軍も事故後、全てのオスプレイの飛行を停止している。 陸自はV22を17機導入予定で、うち14機を調達済み。