なぜ「シウマイ」? 横浜市民も知らない、崎陽軒「シウマイ」11の謎に迫る!
◆シウマイの謎<7>工場見学で食べられる「できたてシウマイ」はどんな味?
崎陽軒横浜工場(都筑区)では、2003年から安全・安心な「シウマイ」の製造工程が見られる工場見学が行われています。2024年10月現在は、毎週火・水・金・土曜の1日4回実施され、希望日の3カ月前から公式Webサイトで予約受け付けが開始されます。3カ月先まで予約でいっぱいという大人気の工場見学です。 工場見学のお楽しみの一つが、できたてのシウマイの試食。できたてシウマイはあたたかい状態なので、帆立の風味がより感じられ、いつも食べている「シウマイ」とはまた違うおいしさです。 この「できたてシウマイ」、工場見学しなくても食べられるんです。崎陽軒横浜工場1階には「プチミュージアムショップ」があり、「工場できたてアツアツメニュー」が食べられます。ぜひ一度、食べてみてください。
◆シウマイの謎<8>「おうちでジャンボシウマイ mini」ジャンボなの? miniなの?
横浜駅東口の崎陽軒本店には結婚式の披露宴などができる会場があり、横浜らしい、思い出に残る演出として人気なのが、「ジャンボシウマイ」への入刀です。 この「ジャンボシウマイ」をおうちでも楽しめるように誕生したのが「おうちでジャンボシウマイ mini」。つまりジャンボシウマイをminiサイズにした「大きなシウマイ」です(笑)。 大きなシウマイをカットすると、中から昔ながらのシウマイ22個があふれ出します。2021年の発売当初は予約が殺到し、入手まで1カ月以上かかったこともありました。しかし現在は、通販(冷凍タイプ)と一部直営店舗での予約受け渡しが可能な冷蔵タイプが用意されており、入手しやすくなっています。
◆シウマイの謎<9>「特製シウマイ」と「昔ながらのシウマイ」の違いとは?
昔ながらのシウマイよりも大粒の「特製シウマイ」。粗びきの干帆立貝柱と豚肉のうまみが詰まった、濃厚・ジューシーな味わいが特徴です。「特別な日」に食べたい、ちょっぴりぜいたくなシウマイです。
◆シウマイの謎<10>え? 崎陽軒のシウマイが食べ放題ってホント!?
崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」が好きなだけ食べられる、夢のようなレストランがあるのをご存じでしょうか。それは横浜駅東口の「崎陽軒本店ビアレストラン亜利巴″巴″(アリババ)」。ランチバイキングで崎陽軒のシウマイが食べ放題になります。 シウマイのほかには、点心や中華料理、洋食、カレー、パスタ、サラダ、デザート、ソフトドリンクがバイキング形式(90分制)で楽しめます。人気のバイキングなので行列必至ですが、シウマイの食べ放題、ぜひチャレンジしてみてください。
◆シウマイの謎<11>横浜赤レンガ倉庫だけで食べられる「赤いシウマイ」知ってる?
横浜赤レンガ倉庫2号館1階のフードコート内にある「崎陽軒 赤レンガ倉庫店」では、ここだけで食べられる「赤レンガシウマイ」があります。 赤レンガにちなみ、3つの赤<カニ・赤米・パプリカ>を使用したレンガ色の「赤いシウマイ」。昔ながらのシウマイよりも一回り大きいサイズで、カニの風味が感じられる、もちもち食感のシウマイです。横浜赤レンガ倉庫を訪れた際に、味わってみてください。 崎陽軒のシウマイにまつわるいろいろな謎を解き明かしてみました。「シウマイ」が食べたくなったことと思います!
田辺 紫(横浜ガイド)