「父が担当スカウトだった」今成亮太氏、2024年“最も印象に残った投手”を明かす
2024年も話題や見どころが盛りだくさんだったパ・リーグ。その中で“最も印象に残った投手”として、野球解説者の今成亮太氏は、日本ハム・加藤貴之をあげて“自身初の2桁勝利”を讃えた。 【映像】加藤、2桁勝利達成の瞬間 2024年9月22日に行われたオリックス戦で先発した加藤は2回裏、2死1塁から7番・紅林弘太郎のタイムリーツーベースで先制された。しかし直後の3回表、先頭・上川畑大悟がヒットで出塁し、1死から9番・水野達稀が2ランホームランを放ち逆転に成功。 その後、3回から4イニング連続で3者凡退に抑える圧巻の投球を披露。7回裏、2死2塁から6番・西川龍馬のタイムリーで同点になるも、9回に打線がつながり勝ち越しに成功。9回裏のマウンドにも上がった加藤は3者凡退に抑え、3-2で試合終了。9回125球を投げ、5安打2失点、6奪三振無四死球と完投し、自身初の2桁勝利を達成した。 今成氏は「実績はずっと良いんですけど、打線の援護がなかった。近年の日本ハムは打撃が良くなかったが、それがついてきて、やっと初の2桁。本当におめでとうと言ってあげたい」と称賛した。 「長いイニングを投げてくれるピッチャーなので。しかも顔色を変えず、淡々と投げていく。その姿がキャッチャー出身の僕からするとすごくありがたいなと思う」と続けた。 さらに、加藤について「僕の父が担当スカウトだった。『お父さんにお世話になりまして』なんて話を聞くとやっぱり解説の力も入りますよね。『頑張れ!』と思う」と語った。 (ABEMA『バズ!パ・リーグ 2024年末SP』より)
ABEMA TIMES編集部