【MLB】ロイヤルズがツインズ3連戦をスイープ 先発ワカが好投 地区首位のガーディアンズと2.5ゲーム差に
【ツインズ0-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間9月9日、ロイヤルズは本拠地カウフマン・スタジアムでのツインズ3連戦の最終戦を迎え、先発のマイケル・ワカの好投もあって2対0で勝利。3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、首位ガーディアンズとのゲーム差を2.5に縮めた。ワカは7回91球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、失点0と安定したピッチングを見せ、12勝目(7敗)をマーク。ロイヤルズ3番手のルーカス・アーセグが11セーブ目を挙げ、ツインズ先発のシメオン・ウッズ・リチャードソンは5回途中3安打2失点で4敗目(5勝)を喫した。 【動画】ロイヤルズのサルバドール・ペレスがタイムリー内野安打を放つ ロイヤルズは5回裏に無死満塁の大チャンスを迎え、ギャレット・ハンプソンがレフトへの犠飛を放って1点を先制。二死満塁となったあと、サルバドール・ペレスのボテボテの打球が三塁線へのタイムリー内野安打となり、2対0とリードを広げた。先発のワカは7回91球を投げて4安打無失点の好投を見せ、ワカから2番手のクリス・ブービッチ、3番手のアーセグとつないで5安打完封リレーが完成。2対0で勝利し、ツインズとの「ア・リーグ中地区2位攻防3連戦」を見事にスイープした。 この結果、4連勝のロイヤルズはドジャースに2連敗を喫した首位ガーディアンズに2.5ゲーム差まで接近。もう直接対決は残っていないが、世界一となった2015年以来9年ぶりの地区優勝を狙える位置につけている。また、ワイルドカード争いでも4位タイのタイガースとマリナーズとの6ゲーム差をキープしており、9年ぶりのプレーオフ進出に向けて安全圏に入ったと言えるかもしれない。一方、ツインズは痛恨の3連敗を喫し、タイガースとマリナーズとのゲーム差は3.5に。直近6試合で1勝5敗、今回の3連戦では合計わずか2得点と勢いを失っており、ワイルドカード確保のためにも早急にチームの立て直しを図りたいところだ。