タイプ別で変わる、子どもの自己肯定感の育て方 「赤青黄緑」選んだ色で性格タイプがわかる
■子どもは自分とは違う1人の個性ととらえる いかがでしたか? じつはどの子もどの色の性質ももっています。生育環境や後天的な影響で、いま、どの傾向が強く出ているのかわかるのが、このテストです。このテストは大人も同じようにできるので、ぜひお母さん、お父さんもやってみてください。 子どもの4タイプを知ることで、子どものことを冷静に見ることができます。子どもの自己肯定感を高めるには、子どもは自分とは違う1人の個性としてとらえることが大切。この診断を使って、子育てを客観的に、かつ科学的に、楽しく行ってくださいね。
■声かけのポイントは「ほめるより気づく」 「子どもの自己肯定感をアップさせるにはどうしたらいいの?」 そう、いちばん知りたいのは具体的なやり方ですよね。 そこで、今日からすぐに実践できる、子どもの自己肯定感が高まる接し方についてお伝えします。 いうまでもなく、お子さんといちばん長く深く接しているのは親御さんです。 よく親御さんから「子どもにどんな声かけをしたらいいですか」という質問を受けます。おそらく親御さんが求めているのは、「どんな言葉をいえばいいのか」ということでしょう。
でも、大切なのは言葉ではありません。 じつは、最初にやっていただきたいのは、「承認すること」です。 「承認の声かけ」というと難しく聞こえてしまいますが、やることはとても簡単。 「お子さんのいいところに気づくこと」だけなのです。 お母さん、お父さんは、ほめる力(成功したか失敗したかを見る)よりも、気づく力(どんな点が成長したかを見つける)をつけてほしいのです。 気づくことは、ただほめることと違います。
たとえば、 「昨日、勉強をいっぱいしたね、すごいね」 「今日のサッカーの試合、一生懸命がんばったね」 もちろんこのほめ方がダメなわけではありませんが、自己肯定感をアップさせるために少しだけこころがけてほしいのは、より具体的に伝えてほしいということです。 「昨日、いつもより30分多く宿題をやってたよね。お母さん、すごいなって思った」 「今日のサッカーの試合、後半のパスが決まってたよね」 いかがですか? ただほめているのと、ちょっと違いますよね。