“F2戦闘機” が長崎空港で離発着訓練「日米共同統合演習」民間空港の軍事利用と抗議の声《長崎》
NIB長崎国際テレビ
自衛隊とアメリカ軍が行っている共同統合演習「キーン・ソード」の一環として、航空自衛隊の戦闘機4機が長崎空港に着陸しました。 周辺では、民間空港の軍事利用に反対する市民が 抗議の声を上げました。
午前10時半、長崎空港に着陸したのは航空自衛隊のF2戦闘機4機です。 23日に始まった日米共同統合演習「キーン・ソード」の一環で、航空自衛隊の基地が使えない事態を想定して福岡の築城基地から飛来。
離発着や燃料補給などの訓練を行いました。 長崎空港は今年4月、有事に備え自衛隊が訓練で利用できる「特定利用空港」に指定されています。 空港近くでは、県平和運動センターなどが「民間空港の軍事利用だ」として抗議の集会を開きました。
(県平和運動センター 米村 豊議長) 「軍事利用するようにならないように。対話による平和を」
県などによりますと 戦闘機が長崎空港に着陸したのは、今回の演習が初めてで、長崎空港では30日も訓練を予定しています。