福井で「越前若狭お城フェス2024」 10月13、14日、全国の城ブース出展
福井県は10月13、14日、県内外の城の魅力を発信する「北陸新幹線福井・敦賀開業 越前若狭お城フェス2024」を、福井城址(じょうし)周辺で初開催する。「福井県内をはじめ、北陸新幹線沿線地域や近隣県、交流自治体のお城関係団体が一堂に会し、お城の魅力を発信する」という。参加費は無料。 福井県によると、県内には、福井藩開祖(結城秀康)生誕450年を迎える福井城のほか、中世都市遺跡・一乗谷朝倉氏遺跡、丸岡城、越前大野城といった山城や近代城郭が多く存在している。 イベントでは県内の各城のほか、 江戸城(江戸城天守を再建する会)など30以上のブースが出展し、城のPRやグッズ販売を行うほか、NHK大河ドラマ「どうする家康」で時代考証を担った歴史学者・平山優氏、城郭ライターの萩原さちこ氏らによる講演会を開催する。 今年は連携イベントとして、藩誕生400年を迎える丸岡城の「出張!お城EXPO in 坂井・丸岡城2024」(坂井市・丸岡城周辺)や、一乗谷文化祭(福井市・一乗谷朝倉氏遺跡)が予定されていることから、県は「一体となって福井を盛り上げたい」としている。