2024年産の米の収穫量が公表され、県内では高温の影響で去年より減少しました。一方、全国では6年ぶりに増加に転じています。 農林水産省関東農政局のまとめによりますと、県内の2024年産米の収穫量は前の年より500トン少なく、1万3700トンでした。 稲の穂が出る「出穂期」以降の高温などの影響で登熟不良となったことが主な要因とみられ、データのある過去10年間で初めて1万4000トンを下回りました。 一方、全国の収穫量は前の年より18万トン余り多い679万2000トンで、6年ぶりに増加に転じています。 ただ、在庫水準はほぼ変わらない見通しで、需給ひっ迫は続きそうです。