中国向け「予想以上に好調」…半導体装置販売、8ヶ月連続プラス
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が25日発表した日本製半導体製造装置の8月の販売高(速報値、6―8月の3カ月移動平均ベース、輸出含む)は、前年同月比22・0%増の3510億5800万円で、8カ月連続のプラスだった。引き続き中国向けの装置需要が好調だったことが寄与した。 【一覧表】半導体装置メーカー7社の業績詳細 SEAJによると、1―8月の販売高の合計は前年同期比約30%増。中国向けは「予想以上に販売が好調」(SEAJ)だが、今秋以降は需要が一巡するとみている。 ただ、メモリーではDRAM、NANDともに価格が上昇しており、設備投資が回復しつつある。SEAJは今秋以降にメモリー投資の本格的な回復を予想している。