ムーンスターのローファーからトポロジーのバッグまで、“意味あるデザイン”が洒落を生む、技アリ小物6選
アイデア満載の「こんなのがほしかった!」と膝を打つファッション小物の大特集。前編に続く今回の後編では、より手にしやすいカジュアルアイテムをセレクト。機能美が息づく、実用性とファッション性を兼ね備えた傑作揃いだ。 【写真】記事の画像を全て見る
スマートウォッチを軍モノに変える重厚レザーベルト
ラギッドな精神を持つ軍モノ時計の迫力を、現代のスマートウォッチで実現させた時計バンド。アップルウォッチ専用モデルである。極端に寒暖差のある戦闘機コクピット内で金属が肌に触れないよう分厚いレザーの上に時計を乗せた構造の「BUND(ブント)」バンドを再現。ただし底面部分は丸く切り抜かれている。身体を計測するスマートウォッチのセンサーを活かす設計になっているのだ。イギリス産の頑丈なレザーも風格あるメタルパーツも使い込み仕様。軍モノ系デザインが得意なファッションブランドが手掛けた、一生モノにしたくなるハードなギアである。
先端がルーペレンズの、“使える“ネックレス
シンプルな服装をさりげなく洒落させるネックレス。ビンテージのようだが新品で、しかもただの飾りではない。先端の円の内側に拡大鏡レンズがはめ込まれているのだ。理由なく着飾ることが苦手な人でも、堂々と身に付けられるアクセサリーである。小さなレンズの拡大面積は狭く、対象にかなり近づける必要がある。使い道は限られるかもしれないが、視界はクリアでいざというとき役立つはず。年とともに目が怪しくなってきた大人にも頼りになる、身につける小道具だ。
ワンハンドルで手持ちも肩がけもOKなトート
いま日本でも大ブレイクしているストラップブランドの隠れた銘品がこのバッグ。手持ちと肩がけの2WAYで使える、アイデア賞もののデザインだ。ハンドルは両側にある円状のロープのみ。長い部分を上に持ち上げると、ショルダーバッグに大変身する。短い手持ち部分は取り付け金具を支点にバッグ内側に折り込まれる。2WAYのどちらで使っても見た目がスタイリッシュ。さらにロープは別色に付け替え可能。パーツを自己流に組み合わせるパーソナライズを提唱するトポロジーの精神が息づいている。
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