京都御所では、京都三大祭りの一つ、「時代祭」が行われ、様々な時代の装束に身を包んだきらびやかな行列が古都を彩りました。 　時代祭は、平安遷都1100年を記念して1895年に始まった平安神宮の祭りで、「祇園（ぎおん）祭」、「葵（あおい）祭」と並ぶ、京都三大祭りの一つに数えられます。 　22日行われた「歴史絵巻行列」では、約2000人の市民らが、平安時代から幕末までの時代を象徴する伝統衣装を身にまとい、京都御所から平安神宮までを約2時間かけて練り歩きました。 　行列には、坂本龍馬や織田信長などの歴史上の人物も登場。 　約4万2千人の見物客は、伝統技術を用いて細部まで再現された豪華絢爛（けんらん）な行列が、秋の都大路を練り歩く光景を熱心に写真に収めていました。