SNSで話題!【酢キャベツ】デブ菌減らしてヤセ菌倍増!?効果を専門家が解説
「これを食べればやせる!」と、たびたびSNSをにぎわせる“酢キャベツ”。酢にもキャベツにもなんとなくヘルシーな印象はあるものの、実際に期待できる効果とは?専門家に詳しく教えてもらいました! 〈画像〉酢キャベツって何?痩せると言われているのはなぜ?
教えてくれたのは…望月理恵子さん
管理栄養士 管理栄養士をはじめ、ダイエット指導士やサプリメント・ビタミンアドバイザーなどさまざまな資格を有し、テレビや雑誌といったメディア監修や講演などで活躍。健康、美容、ダイエットなどヘルシーな栄養情報の発信や、美と健康にいいおいしいレシピの考案をしている。『やせる時間に食べてみた!』(主婦の友社)ほか、著書も多数。
やせると評判の【酢キャベツ】どんな効果が期待できる?
望月さん 酢キャベツを食べることで、効能が期待できる栄養成分はおもに4つあります。まずは、お酢に含まれる酢酸(さくさん)。これは、継続的に摂ることで脂肪燃焼をサポートして、内臓脂肪を減少させてくれます。そしてキャベツは食物繊維が豊富なことで有名ですが、腸内環境を整えるだけでなく、代謝アップ、肥満予防、血糖値上昇の抑制など、多くのメリットが。生活習慣病の予防という観点でも大きく働きかけてくれます。さらにキャベツには、胃粘膜を守るビタミンU(別名:キャベジン)や、胃酸の分泌を促して胃腸の働きを整えるイソチオシアネートも含まれています。イソチオシアネートには抗酸化作用があり細胞老化も防いでくれるので、美肌効果という点でも◎。それぞれの成分が相互に働きかけることで、ダイエットや便秘改善はもちろん、健康・美容面でもさまざまな効果があります。
「酢キャベツを食べると“デブ菌”が減る」その真相は?
望月さん いわゆる“デブ菌”とは『ファーミキューテス』と呼ばれていて、肥満傾向の方はこの菌が多いとされています。通常、誰の体内にも存在している菌なのですが、腸内環境がきちんと整って善玉菌が優位になると“ヤセ菌”のほうが多くなり、デブ菌の活性を抑えることができる。整腸作用にすぐれた酢キャベツを食べることで、デブ菌を減らすという点にも期待が持てると思いますね。