一時、崖っぷちと言われた「福山雅治」「綾野剛」が復活のウラ事情
そんな綾野の主演映画「カラオケ行こ!」が1月12日に公開され、2月5日には都内で大ヒット御礼舞台あいさつが行われたほど盛況だ。同映画は、変声期に悩む合唱部部長の男子中学生と、歌がうまくなりたいヤクザ(綾野)の交流をコミカルに描いた、和山やまさんの人気コミックを実写化した。 「カラオケという身近なテーマを題材に、中学生とヤクザのあり得ない交流が描かれていますが、笑いあり、涙ありの作品で女性客を中心に人気を集めています。中学生役の俳優たちのかわいさも人気を集める理由ですが、真剣になって歌唱力向上を目指す愛嬌のある綾野さんの演技も最高です。合唱部長に自分の歌唱力をジャッジしてもらおうと、X JAPANの代表曲『紅』を歌うのですが、裏声で高音を出して髪を振り乱し絶叫しています。また中学生と接する時に見せる優しげな表情など、今までの綾野さんとはガラッとイメージが異なります」(映画ライター) ここ数年、何らかの事件で俳優が逮捕されても「作品に罪はなし」の風潮がまかり通り、出演作品はそのまま公開される傾向にある。 「綾野さんはスキャンダルを暴露されたとはいえ、逮捕されたわけではないので、今後も映画のオファーは途切れないはずです。この映画で、イメージを回復できたと言われており、徐々にテレビドラマのオファーもあるのでは」(映画ライター) 一昨年おおみそかには、長年交際していた俳優の佐久間由衣(28)と結婚。幸先のいいスタートを切った今年は〝出直し〟の年になるか。
デイリー新潮編集部
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