【西武】今季7度目の4連敗で交流戦終了 渡辺GM兼監督代行「リーグ戦が始まるまでにいろいろ考えなくてはいけない」
◆日本生命セ・パ交流戦 西武0―5DeNA(16日・ベルーナドーム) ファンの声は届いていたか。試合開始前、左翼席のレオ党から「気合いを入れろ、ライオンズ!」の声援が飛んだ。最下位が決まっているとはいえ交流戦最終戦を勝って締めたかったが、気持ちは空回りした。 【詳細データ】交流戦だけで借金10の最下位 DeNAの新人右腕・石田裕がテンポよく投げ込む速球、スライダーにタイミングが合わない。3点を追う8回、2死一、三塁の好機をつくったが、1番・奥村の強烈なライナーは三塁正面へ。9回も3者凡退に終わり4安打、95球で完封された。“マダックス”による完封負けに渡辺GM兼監督代行は「先に点を取られてルーキーにラクなピッチングをさせてしまった」と悔しがった。 松井稼頭央監督の休養を受けて渡辺GMが監督代行を兼任し、巻き返しを図った交流戦は4勝14敗で2年連続の最下位に終わった。「交流戦をきっかけに何とか浮上するきっかけをというところでいったんですけど投打もかみ合わず、投手も先に失点して、自分たちの主導権を握る試合というのは数少なかった。リーグ戦が始まるまでに、またしっかりいろいろ考えなくてはいけない部分はあるかなと思います」と切り替えていた。
報知新聞社