漱石山房記念館で漱石やくまモンの竹あかり 熊本地震支援の感謝伝える
夏目漱石や熊本県のPRキャラクター「くまモン」をモチーフにした竹あかりの展示が12月4日、新宿区立漱石山房記念館(新宿区早稲田南町)で始まった。(高田馬場経済新聞) 【写真】猫の竹あかり その1=漱石山房記念館で漱石やくまモンの竹あかり 主催は熊本県。展示は平成28年熊本地震への支援の感謝と熊本の今を伝えるために行われ、同館では2017(平成29)年から始まった。夏目漱石が第五高等学校(現熊本大学)の英語教師として約4年間、熊本で過ごしたことを縁に、晩年を過ごした通称「漱石山房」跡に立つ同館で行う。 今回はくまモンが来年3月にデビュー15周年を迎えることから、「くまモン15周年記念ロゴ」をモチーフにした竹あかりを同館の前庭で展示。熊本城初代城主の加藤清正に扮(ふん)したくまモンや熊本県の県魚であるクルマエビを持ったくまモンなどの竹あかりも。入り口の両脇には夏目漱石と関わりの深い猫や猫の肉球を形取った竹あかりを設置する。 「今年はくまモンずくめの竹あかり。熊本が元気に頑張っているということが伝われば」と同館の嘉山澄さん。「漱石にゆかりのある熊本の光をぜひ見に来てほしい」と呼びかける。 竹あかりの点灯時間は16時30分~20時。休館日も点灯する。12月27日まで。
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