為末大さん「出場できる道を…」宮田笙子のパリ五輪辞退であらためて長文の持論展開 SNSで賛否「可能性を信じる社会はいい言葉」「一番の被害者はチームでは?」
世界陸上男子400メートルハードルで2度の銅メダルを獲得した元陸上選手、為末大さん(46)が自身のX(旧ツイッター)を更新。飲酒と喫煙により、パリオリンピック代表を辞退した体操女子の宮田笙子(19)について、あらためて長文で私見をつづった。 ■バスケ女子代表の宮崎早織が髙田真希の入浴シーン激写【写真】 為末さんは「どうか、協会としても出場できる道を探って欲しいです」として、「ルールの運用は機械的でない方がいい」「十代の脳は大人とは違う」「個人的な体験から人は変われると信じている」と「三つの観点」から、持論を展開していった。 自身の苦い経験なども交えながら、最後は「私は十代で馬鹿げたことをたくさんしました。けれども周りの大人が支えてくれ、変われたと思います。十代は不安定です。馬鹿げたこともするし、先も見えていない。でも、大人は皆十代の時期を過ごしてきました。子供たちの問題にフォーカスするより、可能性を信じる社会の方が私は良いと思っています」と締めくくった。 この投稿にコメント欄では「日本の古き悪しき慣習を変えないと日本は未来に向けて変われない」「可能性を信じる社会、いい言葉」「難しいですが判断に柔軟性無いように思う」と為末さんの投稿を支持する声がある一方、「ルールを破っているんだからダメなものはダメ。 スピード違反とは違う」「被害者は辞退した選手ではなく、一番の被害者はチーム全体では?」「大人ならやらかしを擁護するのではなく、愛ある叱責と次へ期待して見守るべき」「規定違反したことが問題」など、否定的な声も寄せられた。 為末さんは19日にも「問題だったとは思いますが、代表権を奪うほどではないと思います。どうか冷静な判断をお願いします」と投稿し話題となっていた。 【#OTTOパリ五輪情報】
西日本新聞社