「自分のポジションをつかみ取りにいきたい」DeNA山崎康晃 守護神奪回で通算250セーブ目指す
プロ野球・DeNAの山崎康晃投手は9日、現状維持の推定年俸3億円で契約更改しました。 【画像】史上106人目の通算500試合登板を達成したDeNAの山崎康晃投手 6年契約の1年目となった今季は、開幕から守護神を務めたものの、49試合で3勝7敗20セーブ。防御率は2020年のキャリアワーストに次ぐ4.37と苦しみ、シーズン途中から守護神の座を剥奪されました。 山崎投手は「前半戦でクローザーを降りる形になって、その後もクローザー復帰を目指して頑張ったんですけど、7回、8回を投げることが多くなって、僕自身非常に悔しい」と感情をあらわにしました。 来シーズンに向けては「やり返す思いでまた来年、挑戦者のつもりでもう一度、チームの競争に勝ち抜いて、自分のポジションをつかみ取りにいきたい」と決意を口にしました。 また、今シーズン終盤にファームで過ごしたことについては「あの時間っていうのはプロ野球選手として、山崎康晃として必要な時間だった。若い選手をたくさん知ることができたいい機会でしたし、先日も宮崎のフェニックスリーグで一緒にいたメンバー、なんとか自分を表現したいと思っている選手がいっぱいいる中で、やはり1軍のマウンドに立つことって特別なことだなって再認識しました」と述べ、若手と過ごした時間で改めて1軍でプレーすることの特別さを実感できたことを強調しました。 ここまで通算227セーブと名球会入りの条件となる通算250セーブまであと“23”に迫っている山崎投手。 守護神奪回の先に待つ偉業達成へ向けて「ファンの方々にも街で歩いていてもそういうことを言われる機会が多いので、なんとか形にしたい」と語りました。