大阪府・松井知事が定例会見2月21日(全文1)大阪愛のあるIR事業者、求める
大阪府の松井一郎知事が21日午後2時から定例会見を行った。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見(2018年2月21日)」に対応しております。
空港特急、ラピートの万博誘致号の運行について
司会:それでは定例記者会見、始めさせていただきます。まず初めに知事から説明があります。よろしくお願いします。 松井:まず空港特急、ラピートの万博誘致号の運行についてです。このたび、南海電気鉄道株式会社のご協力によりまして、ラッピング列車、空港特急ラピート万博誘致号の運行をしていただきます。海外から来られる方や沿線の皆さんなどに、国内外へのPRとなり、機運醸成にいっそう弾みがつくと期待をしています。26日11時15分から難波駅で出発式を行います。私も出席をしますんで積極的な取材をよろしくお願いします。
本田選手と連携した万博誘致PRについて
次にサッカーの本田選手と連携した万博誘致PRについてです。大阪出身のサッカー選手である本田圭佑さんが、皆さんと万博誘致を盛り上げたいとのことから、万博誘致委員会のスペシャルサポーターとして万博誘致にご協力をいただくことになりました。具体的には本田選手がプロデュースしているソルティーロファミリアサッカースクールのご協力を得て開催をします。特別サッカー教室の会場で、子供たちや保護者に対して万博誘致のPRを行います。23日の徳庵愛和幼稚園を皮切りに、府内の幼稚園や小学校で開催をいたします。また、本田選手からは万博誘致に向けた応援メッセージの動画をいただきました。本日から誘致委員会のホームページに掲載をします。今後、誘致機運が次世代を担う子供たちなど、幅広い層に浸透していくことを期待いたしております。
大阪のIRの事業化に関するアドバイザリー契約について
続いて大阪のIRの事業化に関するアドバイザリー契約についてです。大阪府、大阪市では、大阪IRの事業設計や事業者の公募、契約締結に至るまでの全てのプロセスを一括して支援をしてもらうアドバイザーの公募、選定を行い、このたび応募のあった3社の中から、最優秀提案社をPwC大阪IR共同企業体に決定をいたしました。大阪は他都市に比べて、先駆けて、着々と準備を進めてきているところでありまして、今回、国際的な知見も有する有能なアドバイザーを確保して、具体的な検討を深めていく体制が整いましたので、国においてはIR実施法案の成立、早期の施行、区域認定をお願いしたいと思っています。IR実施法案の内容が一部報道されていますが、ゲーミング面積、入場回数、マイナンバーカードの導入など、過剰な規制により民間事業者の投資が抑制される恐れがあります。世界第一級のIRを実現するために、事業性に留意をした、総合的、均衡の取れた制度設計をお願いしたい、こう思っています。