「ナーベーラーを全国に広め隊」 東京・銀座で60人舌鼓 シチューやブルスケッタに変身
【東京】ナーベーラー(ヘチマ)を本土でも広めようと、ナーベーラーを食べる会が12日、東京・銀座の沖縄料理店であった。天ぷら、ピザ、クリームシチュー、ブルスケッタ(イタリア風ガーリックトースト)、締めのジューシーと工夫を凝らしたナーベーラー料理が次々に登場し、沖縄出身者や沖縄ファン約60人が舌鼓を打った。 【写真】栄養たっぷりで優しい味の「へちま定食」 都内で建設会社を経営し、父が嘉手納町出身の大城朝夫さん(76)が、茨城県に所有する畑で収穫したほか、沖縄から約60キロ分を取り寄せた。 自ら立ちあげた「ナーベーラを全国に広め隊」の代表をしており、2022年から「食べる会」を開いている。大城さんは「会も今年で3回目。来年からはシブイもPRしようかな」と意気込んだ。 司会を務めたうちなー噺家(はなしか)志ぃさー(藤木勇人)さんは「ヘチマで鍋をゴシゴシ洗っていた『ナベアライ』がナーベーラーの語源です」とうんちくを披露した。