小池都知事が定例会見9月7日(全文1)国際クルーズターミナル20年7月14日開業
海外出張について
次に海外出張についてのご報告でございます。10月30日から11月4日まで、イギリスのロンドン、そしてフランスのパリに出張いたしますので、お知らせをいたします。まずイギリスにまいりまして、シティ・オブ・ロンドンを訪問いたします。シティ・オブ・ロンドンというのは金融街のことですね。国際金融都市・東京構想、この実現に向けまして、現地で金融プロモーションを行い、そしてまた金融街の長、これをロードメイヤーと言っていますけれども、このロードメイヤー、第690代、すごい歴史ですね、このロードメイヤーの方と面会をしまして、両都市の金融分野におけます連携をさらに強化する予定といたしております。 それから友好都市でありますロンドン市でございますので、サディク・カーン市長と面会をいたしまして、両都市のいっそうの関係強化を図ってまいります。カーン市長とはC40の副議長で、両方副議長でございますので、気候変動対策に一緒に取り組んでいる、それと危機管理の分野での交流もございます。そしてロンドンは2012年大会を成功させたという、1つのビジネスモデルになっているわけで、ロンドンの経験から学んで、2020大会の成功につなげていきたい、このように考えております。 それからパリにまいりまして、同じく友好都市でありますパリ市で、アンヌ・イダルゴ市長と面会を予定いたしておりまして、いっそうの関係強化を図ってまいります。パリ市は2020が東京で、そのあと4年後が今度はパリ大会となるわけでございます。そういうつながりがある。今回はパリ市庁舎でシンポジウムを開催する予定といたしまして、そして2020大会と2024大会の成功に向けまして、大会後のレカシーを見据えたそれぞれの都市の取り組みについて意見交換を行うことといたしております。 この期間にはパリ市内で、パリ東京文化タンデム2018といたしまして日本の文化を紹介する多彩なイベントを開催いたします。それからレ・アルという駅がございますけれども、地域、その駅がございますが、その駅に直結するショッピングモールがございます。そこで東京のPRと2020大会のPR、そのブースを設置することといたしております。私もこれらを訪問いたしまして文化、観光、環境などなど東京のさまざまな魅力をパリ市民、そしてパリを訪れる皆さんにお伝えをしてまいりたいと考えております。