ヤクルト・近藤弘樹、戦力外通告受け「覚悟はしていた」今後は未定も「肩の状態を考えたら厳しい」
ヤクルト・近藤弘樹投手（29）が30日、東京都内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばない旨を通知された。取材に応じた右腕は「覚悟はしていたので、ずっと。そうだろうなという感じです」と語った。 近藤は広島・安佐北高ー岡山商科大を経て2018年にドラフト1位で楽天に入団。20年オフに育成でヤクルトに加入し、21年の開幕前に支配下を勝ち取ると、前半戦で活躍した。リリーフで22試合に登板し、防御率0・96と抜群の安定感でチームを支えたが、右肩の故障で離脱後はけがに苦しみ、1軍復帰はかなわなかった。 今後については「未定」としながらも、「肩の状態を考えたら、ちょっと厳しいのかなというのは少しありますね」と思いを打ち明けた。4年間過ごした球団には「3年で（楽天を）戦力外になった中、ちょっとだけでも輝ける場所をつくっていただいたので、そこは本当に球団には感謝していますね」と話した。
