【広島】痛恨 中日に5カードぶり負け越し...島内が8回 先頭に四球 カリステに再び決勝打を浴びる 打線は10残塁で石原の犠飛のみ
■プロ野球 中日2ー1広島 (23日 バンテリンドーム) 広島は中日に競り負け、5カードぶりの負け越し。33勝27敗4分の貯金6となった。1ー1で迎えた8回に2番手・島内が先頭・山本に四球を与え、カリステに決勝タイムリーを浴びた。打線は5安打で石原の犠飛の1得点で10残塁と好機に1本が出なかった。今季中日戦は3勝6敗1分とセ・リーグで唯一負け越し、雨天中止となった阪神と2ゲーム差に縮まった。 試合は前日に左太ももを痛めた末包はベンチ。スタメンは1番センター・秋山、2番ライト・野間、3番レフト・上本、4番サード・小園、5番ファースト・堂林、6番キャッチャー・石原、7番セカンド・菊池、8番ショート・矢野、9番ピッチャー・玉村のオーダーを組んだ。 中日の先発・松葉に1回、秋山は投ゴロ、野間は二ゴロ、上本が死球も小園は二ゴロに倒れた。 先発・玉村今季5度目の登板、試合前まで1勝2敗、防御率3.60。前回の6月15日・楽天戦は6回0/3を8安打3失点で今季初白星を挙げた。中日戦は今季初登板。 玉村は1回1死から板山に遊内安打、高橋周を三飛、細川の打席で板山も二盗を石原が封殺し打者3人で終わらせる。 2回の攻撃で先頭・堂林が中安打も石原が見逃し三振、菊池が右邪飛、矢野は空振り三振と得点圏に走者を進められない。 玉村は2回、先頭・細川と福永にヒットを許し1死一・二塁とするが宇佐見を遊ゴロ併殺打に打ち取った。 玉村は3回も先頭・村松に左安打、松葉の遊ゴロで1死二塁に。カリステを左飛も板山にセンターへタイムリーを弾き返され1点を先制される。 4回の攻撃で先頭・上本が遊内安打、小園が中飛、堂林が四球で1死一・二塁に。石原は空振り三振、菊池の三ゴロは高橋周が失策し2死満塁とするが矢野は空振り三振に倒れた。 玉村は4回も先頭・細川に右安打もディカーソン、福永、宇佐見を抑える。6回の攻撃で1死から小園が中安打、堂林の右安打で1死一・三塁から石原がセンターへ犠飛を放ち、1ー1の同点に追いつく。 玉村は6回、板山を左飛、高橋周を空振り三振、細川を中飛に打ち取る。玉村は6回を84球、6安打、無四死球、3奪三振の1失点(自責1)で降板。 7回の攻撃で矢野が四球、代打・宇草は犠打、秋山は二ゴロ、野間が四球で2死一・三塁で上本は空振り三振で勝ち越せず。 7回は2番手・塹江がディカーソンと福永を連続空振り三振、宇佐見を遊ゴロに打ち取る 8回の攻撃は1死から堂林がこの日3本目の二安打、石原は右飛、菊池が四球で2死一・二塁も矢野は空振り三振で勝ち越せない。 8回は3番手・島内が山本に四球、岡林に犠打を決められ1死二塁からカリステにレフト前にタイムリーを運ばれ、1ー2と勝ち越される。カリステには21日にも決勝弾を浴びている。 9回の攻撃は中日の守護神・マルティネスにわずか5球で代打・松山、秋山、野間が凡退し得点を奪えず試合終了。島内は4敗目(4勝)。