ストーカーやパワハラ、個人情報の漏えい…県警が警察官3人をそれぞれ処分
同僚に対するストーカー行為やパワーハラスメント行為、個人情報の漏えいを理由として、高知県警が警察官3人をそれぞれ処分していたことがわかった。 監察課によると、ストーカー行為では、巡査長を11月15日付で本部長訓戒処分にした。巡査長は7月、同僚に対し、ストーカー規制法に抵触する行為を行った。同課は被害職員の保護の観点から具体的な行為を明らかにしないが、公務中ではないという。 パワハラ行為では、同日付で巡査部長を本部長注意処分にした。巡査部長は6月、私的な飲み会の場で同僚複数人に対し、パワハラと認められる行為をした。事実を知った関係職員から報告があり発覚した。
個人情報の漏えいは、11月25日付で巡査長を所属長注意処分とした。巡査長は10月、事案対応で出動した際に、個人情報を含む書類1枚を紛失。数日後、県内の路上で書類を見つけた市民から届け出があるまで、紛失に気付いていなかった。 同課は「個人の特定につながる」などとして、それぞれの所属や年齢、性別を明らかにしていない。