日本維新の会、豊洲移転問題で会見(全文1)卸売市場法改正案提出の用意ある
日本維新の会が9日午後4時から豊洲移転問題に関して都庁で記者会見した。 会見には馬場伸幸幹事長のほか、東京都議の柳ヶ瀬裕文氏が出席する。馬場幹事長はこれまでに、築地市場の豊洲市場への早期移転を今夏の都議選公約に掲げる方針を表明している。 【中継録画】日本維新の会が豊洲移転問題で記者会見
日本維新の会が豊洲、築地に関する合同調査チーム立ち上げ
A:大変長らくお待たせしました。大変失礼いたしました。今日は日本維新の会として、国政政党・日本維新の会として会見に臨ませていただいております。昨月、2月に国家議員のこの調査チームと私で、この豊洲、築地に関する合同調査チーム。こちらを立ち上げをしたところであります。それから築地の視察または、さまざまな勉強会、意見交換等々を経まして、それで一定の結論を見ましたので、こちらを今日これから本来であれば知事のほうに提出に行くという予定だったんですけれども、知事は公務多忙ということなので市場長に、この提言書をお渡しに行く予定であります。こちらのほうもフルオープンですので、ぜひお付き合いいただけたらなというふうに思います。 今日は、この合同チームのチーム長である日本維新の会、幹事長、馬場幹事長。それから、このチームの主査であります足立衆議院議員も同席させていただいております。どうぞよろしくお願いします。それでは馬場幹事長から、ごあいさつをさせていただきます。 馬場:はい。皆さん、お集まりいただきましてありがとうございます。日本維新の会の馬場伸幸でございます。今日は朝、家を出る際に緑色のネクタイをしてまいりまして、緑色を持ってくれば知事にお会いできるかなというふうに思って締めてまいりましたが、今、議会中でもありますので、知事も大変お忙しいということで、このあと市場長にお会いをさせていただいて、われわれ日本維新の会が、柳ヶ瀬都議会議員と共々、この調査またいろいろと現場の視察。また分析、研究そういうものを経て作成をいたしました提言書をお届けに来たということでございます。 単純な皆さん方の発想として、国会議員が、国政政党の人間がなぜ東京都の問題で、わざわざ東京都庁まで来てるんだということが、まず頭に浮かばれるんじゃないかなというふうに思いますが、われわれは、この小池知事との距離感。私も毎週、定例で会見をさせていただいておりますが、小池知事のされることで、小池知事の施策で東京都民のためになることであれば、われわれも率先して協力をさせていただきたいということを申し上げてまいりました。 また、この市場の移転問題については今や東京都民のレベルだけではなしに、関東一円の国民の皆さま方に影響を与える、そういうレベルにもなってきておりますし、もちろん商売人の方、それぞれの店舗で働いておられる従業員の方の労働環境、労働条件、そういうものにも大きく影響を与える状況になってまいりました。 併せて、全国に卸売市場があります。私の地元の大阪にもあります。そういった全国の卸売市場の安全、また環境、そういったものにも今や影響を与えつつあるということでございますので、やはり足らざる部分は今、国会開会中でありますので、一定の立法措置も考えながら、この市場の問題がうまく前に進んで、東京都民はもちろんですけれども、日本国民また日本全体にいい影響が出るようにということで、せんえつながらこの合同チームをつくらせていただいたところでございます。 また、あえて付け加えさせていただければ、この東京都、年間の総予算14兆円。また職員の皆さま方、17万人ですか。いらっしゃるということで、われわれが外から見させていただいた場合に、この都庁の中のガバナンス、こういうものも今回のこの市場の移転問題には、私は大きな関係性、関連性があるんじゃないかなというふうに思っておりますので、こういった問題も併せながら考えてまいりました。 そういったエキスをちりばめて、この提言書を作らせていただきましたので、詳細は後ほど、このあと足立衆議院議員のほうからご説明をさせていただきたいと思っております。最後までよろしくお願いいたします。 A:はい。ありがとうございました。それでは足立代議士より、ご説明をさせていただきます。よろしくお願いします。