「リゼロ」絶望しかない…巨大化したパックの「眠れ、我が娘とともに」の言葉とともに落とされるスバルの首…
衝撃展開の多いアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のなかでも、特に第15話は“鬱回”と評判だ。主人公ナツキ・スバル(CV:小林裕介)の首が落ちるエンディングは、雪景色の演出もあいまって、多くのアニメファンを呆然とさせた。 【映像】見た目が全然違う…巨大化したパック(21分42秒ごろ~) 異世界に召喚されたスバルは、死ぬことによってタイムリープする“死に戻り”の能力を持っている。しかし何度死んで試行錯誤を繰り返しても、周囲の人々を救うことはできなかった。 魔女教大罪司教『怠惰』担当であるペテルギウス・ロマネコンティ(CV:松岡禎丞)の攻撃を受けて、メイドのレム(CV:水瀬いのり)は必死の抵抗もむなしく身体を貫かれた。「殺してやる!」と怒りで絶叫するスバルだったが、拘束されているせいで身動きが取れず、そんな彼を横目にペテルギウスは高笑いしながら去っていった。 かろうじてまだ息のあったレムは、「生きて……だい、すき……」と言い遺し、スバルの目の前で死んだ。彼女の亡骸を抱えて、うつろな表情で歩き出したスバル。雪が降る中、レムの双子の姉であるラム(CV:村川梨衣)の死体も発見した。 ショックで膝から崩れ落ちたスバルの前に、巨大化したパック(CV:内山夕実)らしき獣が現れた。巨獣が「眠れ。我が娘とともに」と言うと、スバルの首が積雪の上へと落ちた。吹雪の中の、首を失ったスバルの身体。その風景に、壮大なBGMとともにエンドロールが重なり──。 全く救いのない終わり方に衝撃を受けたファンは多く、ネット上では、「なんという鬱展開」「リゼロ史に残るトラウマ回だった」「絶望的すぎる展開にただ絶句する」と悲鳴が相次ぐ一方で、「リゼロらしさ全開の回…」「リゼロで一番好きな話。全く救いがない」という声も。ショッキングな内容だからこそ、第15話は、ある意味で“リゼロらしさ”が詰まったエピソードと言えるのかもしれない。 配信中のアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」は、原作:長月達平氏、イラスト:大塚真一郎氏による人気ライトノベルが原作。突然異世界へ迷い込んだナツキ・スバルが “死に戻り”の能力を使いながら過酷な運命に立ち向かっていくダークファンタジーだ。2016年にアニメ第1期が放送され、2024年10月よりアニメ第3期の「襲撃編」(全8話)が放送スタートした。 (C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
ABEMA TIMES編集部