福岡県は、花や緑を活用した美しいまちづくりのため、県にゆかりのある庭園デザイナーをコーディネーターに任命しました。 「花による美しいまちづくり」のコーディネーターに任命されたのは、庭園デザイナーの石原和幸さんで、9日、福岡県庁で服部知事から任命状が手渡されました。

みずほPayPayドームのガーデン(写真提供：株式会社 石原和幸デザイン研究所)

石原さんは、イギリスの「チェルシーフラワーショー」で合わせて12個のゴールドメダルを獲得するなどし、エリザベス女王から『緑の魔術師』とたたえられました。 福岡県では、西鉄グランドホテルでの作庭やみずほPayPayドームのガーデンの制作などを手がけています。

石原和幸さん(左)と服部知事

◆庭園デザイナー　石原和幸さん 「アレンジメントとかお庭を作ったり花を増やすというよりは、花を好きな人を増やす。そういったことをこの1年、頑張っていきたい」 服部知事は、「花の力で環境に優しく住みたいと思ってもらえるまちづくりを一緒に進めていきたい」と期待を寄せていました。