大谷翔平の衝撃ホームランは特大弾だけじゃない…「ウソだろ?」「悔しい」“完封直後に2打席連発、片ひざ片手弾”に相手も周囲もボウ然
ドジャース大谷翔平が得意の6月にホームランを量産しているが、エンゼルスや侍ジャパンでも完封直後の連発、さらには“片ひざ片手弾”など驚愕の一撃を放ち続けてきた。周囲、対戦相手の声などからその衝撃を振り返る。 【決定的瞬間】「右手1本でHRかよ…」衝撃の最新24号+WBC前の“片ひざ片手弾”を各角度から見る。エ軍でのデビュー弾など…ボウ然HR史やバスケ代表の超カッコいい真美子さん、【ムキムキ+愛されまくりなショウヘイ】も満載
会心の表情でなくても先頭打者本塁打
<名言1> やっぱり一発で点がはいるというのは魅力的だと思いますから。 (大谷翔平/NumberWeb 2018年4月7日配信) ◇解説◇ 大谷翔平が現地25日(日本時間26日)のホワイトソックス戦で先頭打者本塁打となる24号ソロ本塁打を放った。 高めのカーブに合わせたスイングは右手1本のフォロースルーとなり、打った直後の本人も会心の表情というわけではなかったが――ライトを守るトミー・ファムのグラブをかすめ、フェンスの向こうのブルペンに吸い込まれてしまうのだから、凄まじいパワーである。 ドジャーブルーに身を包んだ今年も、アメリカの各球場で凄まじい弾道のアーチを描き続けている大谷が、全米にファーストインパクトを与えたのはメジャー1年目の早々のことだった。デビュー直後の5試合の記録を振り返ってみよう。 <大谷翔平:2018年エンゼルスデビュー直後5試合の成績> 3月29日:5打数1安打 4月1日:6回3安打3失点(投手/メジャー初勝利) 4月3日:4打数3安打1本塁打3打点 4月4日:5打数2安打1本塁打2打点 4月6日:4打数1安打1本塁打2打点 オープン戦での防御率27.00、打撃成績は打率.125、本塁打なしという結果で順応まで時間がかかるかとみられたが、その不安を払拭するどころか、いきなり投打二刀流がメジャーの舞台でも通用することを証明したのだ。 加えて日本人メジャーリーガーの3試合連続ホームランは、2004年、07年の松井秀喜(当時ヤンキース)以来となる2人目の快挙なのだから、デビューからいきなり鮮烈な印象を放っていたことがよくわかる。
3戦連発、136.9m弾に「ウソだろ…」
3戦連発となった4月6日のオークランド・アスレチックス戦、相手ピッチャーは「投手・大谷」としてのデビュー戦として投げ合った相手のダニエル・ゴセットだった。 ゴセットが投じた3球目の151kmのツーシームを強振すると、エンゼルスタジアム名物のセンター方向にある岩山「ロックパイル」へと向かい、そこに流れる滝へと飛び込む特大ホームランとなった。 飛距離にして136.9m、打球速度は180.9km。 「ウソだろ……」 試合中継を担当していたテレビ局の実況アナウンサーも絶句するほかなかったという。 この試合後、大谷は囲み取材でホームランに対する意識についてこのように話していた。 「ツーベースを基準にして、その延長がホームランであったり、打ち損じがヒットであったりという考え方なので、ホームランを基準にはしていないですね」 ただそれと同時に「数多くは打ちたいと思っていますね」と、ひと振りで即チームの得点に繋がる一発の価値についても語っていた。
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