福岡のアマチュア音楽を応援! 西鉄が社内起業で新サービス/福岡県福岡市など
アプリを軸に取り組み拡大
ミューサイドでは、アプリを活用しつつ、取り組みをさらに広げています。 九州最大級の音楽イベント「ミュージックシティ天神」とのコラボ企画として9月28、29日、福岡市・天神の福岡三越前のライオン広場に「ミューサイドSTAGE(ステージ)」を初開設。8月23日まで出演者を公募し、アプリを活用して審査後、9月上旬に計14組を決定します。 ポッドキャスト番組「アビスパDAO‐蜂の巣放送局‐」のエンディング曲も9月末まで募集中です。 また、九州・山口で実施される音楽イベントの主催者に、最大10万円を助成することも決めました。10月2日~25年2月28日に開かれるイベントが対象で、8月26日まで応募を受け付けます。 ミューサイドでは、24年度中にアプリのダウンロード数を1万件に増やす目標を掲げています。25年度には事業化につなげたい考えで、有料プランや投げ銭の機能の追加などを検討しています。 近藤さんは「音楽を愛するすべての人に寄り添い、アマチュア音楽の活性化に役立ちたい」と展望。結城さんは「演劇やダンス、アマチュアスポーツなども、(集客などの面で)アマチュア音楽と課題が似ている。音楽支援の仕組みを転用して、異なるジャンルにもサービス展開ができれば」と話しています。 ミューサイドは公式ホームページや公式インスタグラムでも情報を発信しています。
読売新聞