ハリス米副大統領、銃規制訴え 乱射事件の高校で決意強調
【ワシントン共同】ハリス米副大統領は23日、2018年に生徒ら17人が殺害された銃乱射事件が起きた南部フロリダ州パークランドの高校を訪れた。バイデン民主党政権が重要課題に位置付ける銃規制の強化を訴え、銃暴力のまん延を止める決意を強調した。銃規制は米国世論を二分するテーマで、大統領選で争点の一つ。 事件は18年2月、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で発生。今も血痕や銃弾の跡が残る。ハリス氏は「ここで起きたことを記憶する義務がある」と述べ、犠牲者の家族らとも面会した。米国では、銃擁護の有力ロビー団体「全米ライフル協会」の支援を受ける共和党の反対で、規制は進んでいない。