”混セ”を制するのは…?”セ・リーグ優勝争いのキーマン(4)阪神・岡田監督が再び“主力クラス”へ…?
レギュラーシーズンも最終盤を迎えている2024年のプロ野球。セントラル・リーグでは、いまだ熾烈な優勝争いが繰り広げている。そこで今回は、王座を視界にとらえている広島東洋カープ、読売ジャイアンツ、阪神タイガースの3球団から、リーグ優勝のキーマンとなりそうな選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
青柳晃洋(阪神タイガース)
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/83kg ・生年月日:1993年12月11日 ・経歴:川崎工科高 - 帝京大 ・ドラフト:2015年ドラフト5位 今季は2年連続で開幕投手を務めるも、6月から二軍調整が続いていた青柳晃洋。復調となれば、連覇のラストピースになり得る存在だ。 2015年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。プロ4年目の2019年に先発ローテーションに定着して9勝を挙げると、2021年には自身初の2桁勝利(13勝)を記録。 翌2022年には24試合に登板し、13勝4敗、勝率.765、防御率2.05と圧巻の投球を見せ、投手3冠(最多勝、最高勝率、最優秀防御率)に輝いた。 ところが、昨季は不調から抜け出せず、18試合登板で8勝6敗、防御率4.57と寂しい数字に。今季も思うような結果を残せず、6月から一軍を離れてファームを主戦場にしていた。 それでも、8月22日の東京ヤクルトスワローズ戦で約3ヶ月ぶりに先発マウンドに上がると、6回2失点の好投を披露。ここまで10試合の登板で2勝3敗、防御率3.54の成績をマークしている。 このまま本来の投球を取り戻し、再び先発ローテーションに加わることができれば、チームにとっては大きなプラス材料となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部