【佐賀県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。9日間だけ公開される名庭園の紅葉美
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】漆塗りのテーブルに紅葉が写り込む幻想的な光景が美しい「環境芸術の森」ほか佐賀県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆九年庵
九年庵は、佐賀の実業家・伊丹弥太郎によって築造された別荘と庭園で、国指定の名勝。伊丹弥太郎が9年の歳月をかけて築いたことから、九年庵という名前が付いたのだそう。 数寄屋造りの邸宅と、筑紫平野を借景にした庭園にはツツジやモミジなどが植栽され、自生する木立や一面に生えたスギゴケとともに、風情あふれる景観を見せてくれる。紅葉の時期には紅色のグラデーションと青々とした苔の、見事なコントラストを楽しむことが可能。 毎年、紅葉の見ごろの時期に9日間と、春の新緑の時期にのみ一般公開される。 ※公開期間:2024年11月15日(金)~23日(土・祝)の9日間 九年庵(くねんあん) 所在地 佐賀県神埼市神埼町的1696
◆御船山楽園
「御船山楽園」は、標高210メートルの御船山の麓に広がる約50万平米の池泉回遊式庭園。江戸時代末期に佐賀藩武雄領主の鍋島茂義によって造園されたもので、数十万本の木々や花々が織り成す四季折々の景色が見どころだ。 秋になると敷地全体が紅、橙、黄色に染まり、御船山の断崖を借景にした紅葉の光景はまさに圧巻。「チームラボ」が手がけるデジタルアートプロジェクトも必見だ。 例年11月~12月には紅葉まつりが開催され、夜間には日本最大級となるライトアップを実施。光に照らされた幻想的な紅葉を散策路から楽しめるほか、萩野尾御茶屋が期間限定でオープンし、和菓子とお茶を味わいながら錦秋を堪能できる。 見ごろの時期:11月中旬~12月上旬 紅葉まつり:2024年11月7日(木)~12月8日(日) 御船山楽園(みふねやまらくえん) 所在地 佐賀県武雄市武雄町武雄4100