ジェフ・ベゾスやゲイツ夫妻ほか、億万長者たちの「最も高額な離婚」ランキングTOP3
離婚のときに発生する財産分与や慰謝料、養育費、婚姻費用などお金の問題。普通のカップルでも争点となりうるけど、超リッチな人々の場合はその額がけた違いに! ここでは、プレナップ(婚前契約)していなかったばかりに、シャレにならない金額を元配偶者に支払うことになったビリオネアやセレブたちをランキング形式でご紹介。 【写真】結婚なんて単なる気の迷い? 超スピード離婚したセレブ50組
ビル・ゲイツ & メリンダ・フレンチ・ゲイツ
推定730億ドル(約11兆4,062億円) 2021年、「一緒に成長できるとはもう信じられない」として、27年の結婚生活ののち、マイクロソフト共同創業者でIT界の巨頭ビル・ゲイツが妻メリンダとの離婚を発表したときに、みんなが注目したのは夫婦の莫大な資産の行方だった。 婚前契約(プレナップ)を交わしていなかったと言われる彼らの当時の推定保有資産は1,460億ドル(約22兆円8,125億円)。最も高価な資産の一つには建設費6,300万ドル(約98億円)をかけたワシントン州メディナにある「ザナドゥ 2.0」と呼ばれる6万6,000平方フィート(約6,000平方メートル)の家族の家や、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の芸術品も含まれていた。
2人は離婚に際して財産分与の枠組みを定めた別居契約に署名。その内容は明らかになっていないが、共同財産州として知られるワシントン州で離婚を申請すると、婚前契約無しの場合、結婚中に取得したすべての資産が50対50の分割の対象となるため、メリンダが730億ドル(約11兆4,062億円)を受け取っていたとしてもおかしくはない。 恐ろしいほどの大金を彼女がどのように使うのか興味深いが、ゲイツ夫妻は2010年に著名投資家のウォーレン・バフェットと共に寄付啓蒙活動「ギビング・プレッジ」をスタート。資産家として生前もしくは死後に自身の資産の半分以上を慈善活動に寄付することを宣言している。 現在のメリンダの資産について『フォーブズ』誌は111億ドル(約1兆7,343億円)としている。 写真/メリンダとゲイツ夫妻の3人の子どものうちの末っ子フィービー・ゲイツ。21歳のフィービーは才色兼備な2世セレブとして注目株。