ITTF男女ワールドカップ＜4月15～21日／マカオ＞　19日、男子シングルス準々決勝で張本智和（20=智和企画／世界ランク9位）がシェルベリ（26=スウェーデン／同13位）をゲームカウント4-2で下し、準決勝に進出した。 2023年WTTコンテンダーチュニス覇者のシェルベリに対し、国際大会での戦績は、2023年混合W杯を入れれば4勝4敗と五分。 さらにヨーロッパチャンピオンズリーグでも激戦を繰り広げた、ライバル2人による一戦だった。 第1ゲームはシェルベリにリードを許す展開。9-9と追いつくも、再び突き放されて9-11と先取される。 次は張本が相手の攻めに対して安定したブロックで応戦し、バックハンドで主導権を握り返して11-7で第2ゲームを取り返す。 3ゲーム目はサーブからの点を奪えずに9-11で落とすも、第4、5ゲームをともに11-9で連取する。これで流れをつかんだ張本は、第6ゲームは11-4で一気に奪って勝利を果たした。 欧州の難敵を破った張本が、日本勢のベスト4一番乗りを果たした。 ＜男女ワールドカップ 男子シングルス準々決勝＞ 張本智和 4-2 シェルベリ（スウェーデン） 9-11/11-7/9-11/11-9/11-9/11-4