モツ&ホルモン本格ブーム到来か? スーパーで買える「モツホル」商材3種食べ比べ
「ゆで次郎」の別業態「もつ次郎」が各地で絶大な支持を得るなど、ここに来て静かなブームとなりつつあるモツ、そしてホルモン。近年では一般的なスーパーマーケットでも、これら「モツホル」商材を扱っているのをよく見かけるようになり、静かなブームから本格ブームになるのではないかとも思える昨今です。 【商品の詳細画像をチェック】 ところで、モツとホルモン…一見同じように思いますが、モツが牛・豚・鶏の内蔵全般を指すのに対し、ホルモンは牛・豚の腸に限定して指すことが多いようです。ただし、いずれに共通するのは、「内蔵具材」をそのまま仕入れても臭みとりなどの下処理が結構大変で、手間がかかるところ。 こういった手間を考えると、前述のような「モツホル」商材は、「温めるだけ」「味付けするだけ」などで簡単に口にできるのがありがたく、家飲み・家ご飯の時間がより豊かになります。 そこで今回は、スーパーマーケットで見つけた「モツホル」商材3種を食べ比べしてご紹介。それぞれの味わいの特徴に迫りたいと思います。
■【雷太郎『ジャン辛もつ煮』】温めるだけで「上州もつの味」が自宅で再現できる!
まず最初は、群馬のブランド「雷太郎」による「ジャン辛もつ煮」からいただきます。 近年静かに盛り上がるモツ煮ブームのきっかけとも言える「上州もつ煮」の個性を踏襲し、ブレンド味噌やニンニクでコク深い味わいに仕上げている「雷太郎」。前橋市の本店では、持ち帰りのみの営業にもかかわらず、地元で絶大な支持を誇っているとのこと。また、これ以外にも関東エリアのスーパーマーケットや物産館などでも販売されており、比較的入手しやすいのも特徴です。 「雷太郎」の「もつ煮」は、「ジャンもつ煮」「ジャン辛もつ煮」の2種がありますが、筆者は『サミット』で売っていた「ジャン辛もつ煮」のほうをチョイス。 パッケージごと湯煎すること10分、しっかり温まった「ジャン辛もつ煮」を器に盛ると、すでにニンニクとスパイシーな辛みが香ばしく立ち上がりました。 さっそく口にすると、これが激ウマ! 強烈な辛みに加え、後からジワジワ押し上げる濃厚なコクと旨み、そして白もつのコリコリ食感が美味。言うまでもなくビールなどのお酒のおつまみはもちろん、ご飯も止まらなくなる勢いです。 こんなハイレベルのモツ煮をごく優等生的なスーパーマーケット『サミット』で買えるとは……良い時代になったと嬉しく思いました。