【気象予報士が解説】この時期としては強い寒気が流れこむ-雪の便りもありそう 紅葉情報も【新潟】
4日朝、また新たに台風が発生しました。最新の進路予想図を見ていくと、フィリピンの東海上にある『台風22号』は、今後も発達しながら西寄りに進む見通しです。比較的予報円が大きいものの、5日先までの予想では日本に接近してくることはなさそうです。 【動画】【気象予報士が解説】この時期としては強い寒気が流れこむ-雪の便りもありそう 紅葉情報も【新潟】 さて、4日夜から5日にかけて雨や雷雨となりそうです。今後の天気の移り変わりをみると、4日夜9時は下越や佐渡で雲が多く、にわか雨の所があるでしょう。日付が変わる頃から広く雨や雷雨となり、5日朝も傘が必要な所が多いでしょう。日中は雨の範囲が狭くなるものの、沿岸部ではしつこく雨雲の残る所がありそうです。夜遅くには、ようやく曇りや晴れの天気となるでしょう。 5日は、日中お出かけの方も念のため雨具があると安心かもしれません。 5日は気温が急降下しそうです。予想最高気温は、山沿いも含めて15℃前後の所が多いでしょう。4日と比べると7℃以上低くなる所が多く、日中雨がやんだところでも空気が冷たく感じられそうです。 さらに、6日以降は強い寒気が流れこんでくる見通しです。6日(水)から7日(木)にかけては、一時的に冬型の気圧配置となって、12月中旬並みとこの時期にしては強い寒気が流れこんで来るでしょう。 このため、天気がしぐれて、標高の高い山では雪が降る可能性があります。峠を越える運転がある方は、タイヤ交換をした方が良さそうです。また平地でも本格的な寒さがやってきますから、厚手の服を出すなど備えをしてください。