児童養護施設の子どもたちの自立に役立てて 東京の会社会長が島根県に1000万円寄付(松江市)
山陰中央テレビ
児童養護施設などに入所する子どもの退所後の円滑な自立に役立ててもらおうと東京の会社が島根県に1000万円を寄付しました。 島根県に1000万円を寄付したのは東京都でレジャー、飲食などの事業を展開する会社の金嶋昭夫会長です。 10月31日は、丸山知事に児童養護施設などに入所する児童の円滑な自立に役立ててくださいと目録が渡されました。 金嶋会長は幼い頃に父親から暴力を受けた体験から事業の傍ら、社会福祉事業にも力を入れていて、おととし、児童養護施設のため基金を創設しました。 これまでに東京都と茨城県の児童養護施設の2カ所に1000万円ずつを寄付していて、今回は関東に住む出雲市出身者の集まり、「東京いずもふるさと会」の園山幹生前会長の紹介で島根県に寄付することになりました。 金嶋昭夫会長: 「社会の為にがんばるぞというエネルギーになって貰えればと心から思っています」 島根県は、寄付金を活用して児童養護施設などに入所する児童の支援を充実させる考えです。
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