BMW X1シリーズに新たなEVモデルを追加ラインアップ! 「iX1 eDrive 20 M sport」を発売開始
一充電走行距離が30km延びて495kmに
日本におけるBMWのボトムラインを形成するプレミアムスモールコンパクトセグメントで、唯一のSUVモデル(BMWではSAV=スポーツ・アクティビティ・ビークルと定義される)となる「BMW X1」。そのラインアップにEVモデル「BMW iX1 eDrive20 M sport」が追加された。 【画像ギャラリー】BMW iX1 eDrive20 M sportのフロントスタイリング BMW X1は、武骨なSUVとは一線を画す、オンロード走行性能を高めたSAVという革新的なコンセプトを持つモデルのひとつ。ほかのBMW Xモデルと同様に、さまざまな特長を備えながら、高いアイポイントがドライブ時に安心感をもたらすセミコマンドシートポジションや開放感のあるインテリアスペース、多彩な収納機能と自由自在にアレンジ可能なリヤシートなど、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手の良さを持ち、BMWならではの俊敏で爽快な走りを兼ね備えたプレミアムスモールコンパクトセグメント唯一のSAVである。 現行型のBMW X1は初代から数えて3代目にあたり、BMWカーブドディスプレイの採用やiDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインタフェースのデジタル化が大幅に進み、モダンな内外装と相まって洗練された印象のモデルに仕上がっている。 これらにより、2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいても、「10ベスト・カー」に選出され、さらには輸入車における最優秀モデルとなる「2023-2024インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」の栄冠を勝ち取っている。また、2024年度のRJCカーオブザイヤーにおいても輸入車の最優秀モデルとして「2024年次RJCインポートカーオブザイヤー」を受賞するなど、非常にその評価も高い。 そして今回、追加ラインアップされたのが、EVモデルの「BMW iX1 eDrive20 M sport」。同車は電気モーターを前輪に備えるフロント駆動モデルであり、その最高出力は204馬力(150kW)、最大トルクは250Nmを発揮する。ボディ床下に収められたリチウムイオン電池のバッテリー容量は66.5kWhで、先行してBMW X1シリーズにラインアップされていた「BMW iX1 xDrive30」に比べ、約140kgの軽量化を達成。これにより、WLTCモードの一充電走行可能距離は30km延長された495kmまで延びている。 また、今回は同時に1.5リッター直列3気筒ツインパワーターボの高効率ガソリンエンジンを搭載した「BMW X1 sDrive18i M Sport」も新たにラインアップに加わっている。これにより、X1シリーズは電気自動車(EV)、高効率ガソリンエンジン、クリーンディーゼルエンジンという、3つのパワーユニットが揃った。ラインアップの充実化が図られたことで、さまざまなユーザーニーズにも応えられる形となっている。 なお、BMW iX1 eDrive20 M sportの価格は650万円。2024年5月29日から販売が開始され、納車は8月頃からとなる見込みだ。
TET 編集部