持続可能な地域社会の形成へ 地区運営協議会の合同結成式典【山陽小野田】
山陽小野田市内の全11地区でそれぞれに自治会協議会、社会福祉協議会、ふるさとづくり協議会などを統合し「地区運営協議会(地域運営組織)」が結成されたことを受け、30日に市民館で合同結成式典が行われた。団体ごとに行っていた活動を一体化し、さらに充実させることで、持続可能な地域社会の形成を目指す。 市が地域課題の解決に向けた取り組みを継続的に実践する地域運営組織の設立を推進する中、9月中に全地区で地区運営協議会を結成。当面の間は同協議会連絡会議を設け、市自治会連合会の岡本志俊会長が座長を務める。 式典には11地区の協議会役員や関係者ら450人が出席。藤田剛二市長が協議会認定通知書を各会長へ交付した。 岡本座長は「独自性と自主性をもって積極的に活動することを決断した各地区の皆さんに敬意を表す。地域づくりの新しい基盤をつくり、コミュニティーを確立し、次の世代に引き継いでいこう」と呼び掛けた。 藤田市長は「きょうは新しい山陽小野田市が始まる記念すべき日となった。行政も柔軟に対応できる仕組みを考えていく」などと期待を寄せた。 式典後は、市舞踏協会による山陽小野田音頭や美祢市出身の演歌歌手、入山アキ子さんによる歌謡ショーもあった。