【ゴーヤーの食べ方発見レシピ】 ゴーヤーのガパオ風のっけごはん 辛くないあっさり味で体にやさしい
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.65 ゴーヤーのガパオ風のっけごはん
立派なゴーヤーがスーパーで安くて、つい買ってしまいました。つい、なんて言うとゴーヤーに失礼だなと思いつつ。 というのもね、あんまりレパートリーがないのですよ、私。ちゃんぷる、薄切りにしてツナ和え、カレーに入れるぐらいで。いつもと違う食べ方したいぞ、と考えていたら、昨日のしらいのりこさんのガパオが目に入り。そうだ、ゴーヤーもガパオ味つけに合いそうと思ってやってみたら、ビンゴでした! ■材料(1人分) ・ゴーヤー:60g ・鶏ひき肉:90g ・パプリカ:15g ・ナンプラー:小さじ1/2 ・オイスターソース:小さじ1/3 ・酒:小さじ1 ・サラダ油:小さじ1 ・ごはん:適量 ■作り方 (1) ゴーヤーは種を取って2~3ミリ幅に切る。パプリカも種を取って小さめの角切りにする。 (2) フライパンに油をひいて中火にかけ、ひき肉をほぐしながら炒める。 (3) ひき肉がほぐれてきたらゴーヤと酒を入れて、しんなりするまで炒める。 (4) ナンプラー、オイスターソース、パプリカを加えて全体をよく混ぜる。 今回、辛味はつけていません。好きな方はひき肉を炒めるとき、刻み唐辛子を適量加えてください。 ガパオって辛くて味つけのしっかりしたイメージがあると思いますが、私はあえて辛くせず、あっさり作るのが好きなのです。またガパオは本来、ガパオというタイのハーブが入ってこその料理名ですが、そこはお許しを。 ひき肉は合いびき肉でも、豚肉オンリーでもいいですよ! おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司