縁起物“置くとパス”新作、市に寄贈 天童市役所で贈呈式
受験合格を祈り、古布で作ったタコの縁起物「オクトパス(置くとパス)」シリーズを手がける天童市の「呉服のささき」が16日、来年の干支(えと)・巳(み)を組み合わせた新作を市に寄贈した。市内4中学校に飾られる。 厄よけとなるヒノキの升の中に、5円玉をくわえた白蛇と、向かい干支で無病息災の象徴であるイノシシが入り、その上に小旗を手にしたタコが乗る。「益々(ますます)福が身(巳)について、いいご縁(5円)と病気知らずで置くとパス」と語呂合わせを交え、受験生を応援する。 贈呈式が市役所であり、山本信治市長が四つの旗に「祈願 合格」と書き、タコに取り付けた。同店女将の佐々木康子さんは「飾れば志望校から引っ張り“だこ”になること間違いなし」と太鼓判を押した。