被害者が特殊詐欺犯の手口を語る ビデオ通話で顔・警察手帳を提示 個人情報で信用させて巧妙な話術でだます
(男性)「よくもまあという思い、上手いというか、違和感がなかった。仕事人間でしたので、家族サービスや妻に何にもやっていなかった。だから、新婚旅行で行ったフィジーにもう1回行こうかと思っていた」 日頃から特殊詐欺のニュースなどを見ていたという男性。「自分はだまされないと思っていた」と話します。改めてなぜ、だまされてしまったのかを聞くとー ■住所などの個人情報を語り、信用させる (男性)「住所を言いあてられたとかいうのもあって、信じてしまった。警察に相談するのが1番と思う。兵庫県警があなたを直接取り調べるというのはありえないんでと言われました」 県警によりますと、大分県内では10月だけでも3億円近い特殊詐欺被害が発生しています。今年に入って10月28日までで4億7千万の被害が出ていて、去年の同じ時期と比べて2億円多く、去年1年間の被害額をすでに超えています。 個人情報を語りながら、警察官などと信用させ、お金をだまし取る詐欺師の手口がますます巧妙化しています。年齢や知識を問わず、誰もがだまされる可能性があり、最大限の注意が必要です。
大分放送