左回りで全7勝を挙げるヤマニンサルバム（撮影・奈良武）

しの　いよいよ秋の東京が開幕です。 大王　3歳シックスペンスはデビュー3連勝でスプリングSを圧勝した好素材。日本ダービーは9着だったが、適距離に戻れば古馬相手でもチャンスあり。 東京サンスポ・吉田　「順調にきています。スプリングSのときがすごく調子が良くて、今回はそれに近い状態」と、鈴木助手も太鼓判でした。 大王　ローシャムパークは大阪杯でクビ差2着。宝塚記念でも5着とGIで奮闘中。この舞台は2戦無敗と適性が高いし、底力は脅威だ。 しの　実績では最上位。課題である折り合い面が良化しているようなら侮れません。 大王　ヨーホーレイクは前走の鳴尾記念で重賞2勝目。左回りはもちろん問題ないし、距離短縮にも対応できる。 水谷　友道調教師は「能力はGⅠ級。もう少し距離はあったほうがいいと思うけど、直線の長い東京なら。夏を越して体は大きくなっている」やて。 しの　ヤマニンサルバムは左回りで全7勝のスペシャリスト。開幕週の馬場を利してリズム良く運べれば面白いと思います。昨年の覇者エルトンバローズはどうですか？ 水谷　「前走は59キロを背負っていたし、少し早仕掛けだった。ダメージはなく、立ち上げも順調。力を出せる仕上がり」と、田中助手は手応えありやで。 大王　ホウオウビスケッツは巴賞、函館記念を強い内容で連勝。そのスピードは開幕週の絶好馬場で生きそうだ。 吉田　奥村武調教師は「暑さに強くないので状態が上がってこなかったが、涼しくなってだいぶ復調。2走前くらいのデキには持ってこられた」とのこと。 水谷　シルトホルンはここがベスト舞台。先行力が武器やし、上位人気勢が牽制し合えばオモロイと思うで。（夕刊フジ）