【中学受験2025】首都圏入試を行う地方難関校の出願倍率(12/25時点)灘3.56倍など
四谷大塚は2024年12月25日、首都圏で入試が行われる地方校・地方難関校の出願状況を取りまとめた「2025年首都圏中学入試続報(全国)」を公表した。すでに出願が締め切られているラ・サール(鹿児島)の出願倍率は3.41倍、愛光(愛媛)は全会場計9.43倍など。灘(兵庫)は12月24日時点の出願倍率が3.56倍、引き続き1月6日まで出願を受け付ける。 【画像】2025年首都圏中学入試の状況(2024年12月25日現在)地方校
2025年首都圏中学入試続報(全国)は、全国の主要中学校のうち首都圏で入試を行う学校の出願状況を取りまとめたもの。12月25日時点の情報では、試験を終えた海陽I(愛知)のほか、出願が締め切られた函館ラ・サール(北海道)、北嶺(北海道)、愛光(愛媛)、ラ・サール(鹿児島)のほか、灘(兵庫)、早稲田佐賀(佐賀)の12月24日・23日時点の出願状況を掲載している。
12月21日にI期試験が行われた海陽は、全会場の定員計60人に対し全計668人が出願、653人が受験し、578人が合格した。出願倍率は11.13倍、実質倍率は1.13倍。1月6日に試験を行う海陽IIの出願倍率は、12月20日時点で4.70倍となっている。
函館ラ・サール(北海道)は、全会場の定員計80人に対し全計263人が出願、出願倍率は3.29倍。北嶺(北海道)は、全会場の定員計120人に対し全計1,314人が出願、出願倍率は10.95倍。愛光(愛媛)は、全会場の定員計200人に対し、首都圏で201人、本校で835人、大阪で787人、福岡で62人が出願。全計1,885人が出願し、出願倍率は9.43倍。ラ・サール(鹿児島)は、定員160人に対し545人が出願、出願倍率は3.41倍となった。試験は函館ラ・サールと北嶺が1月8日、愛光が1月9日、ラ・サールが1月25日に実施される。
灘(兵庫)は12月24日時点で定員180人に対し641人が出願、出願倍率は3.56倍。早稲田佐賀(佐賀)は12月23日時点で首都圏および一般の定員計120人に対し、首都圏で596人、一般で550人が出願。計1,146人が出願し、出願倍率は9.55倍。試験日は灘が1月18日・19日、早稲田佐賀が1月13日。灘は1月6日午後5時まで(調査書郵送は1月7日必着)引き続き出願を受け付ける。
四谷大塚では、Webサイト内の入試情報センターにおいて、全国の中学入試の出願状況など、最新の入試状況を随時更新している。
リセマム 畑山望