スケボー女子パーク 15歳の開心那が銀メダル!東京五輪銀に続いて2大会連続 草木ひなのは8位
「パリ五輪・スケートボード女子パーク・決勝」(6日、コンコルド広場) 世界ランキング1位で前回東京大会銀メダルの開心那(WHYDAH GROUP)が、銀メダルを獲得した。草木ひなの(スターツ)は8位だった。 【写真】鍛え抜かれた見事な腹筋ちらり お姉さんになった開心那が決勝で魅せた 開は1回目で91・98の高得点。予選に続いて「バックサイドウォールライド」を決めるなど、トップに立った。だが、3回目に14歳で母が日本人のアリサ・トルー(オーストラリア)、スカイ・ブラウン(イギリス)が高得点をたたき出し、開は3位に。勝負の3回目に臨み、ノーミスと演技したが、92・63で銀メダルとなった。 金メダルはアリサ・トルー、銅メダルはスカイ・ブラウンが獲得。勝負に決着がつくと、開は笑顔でライバルと抱擁し、健闘をたたえ合った。 草木は1回目で2・66、2回目で17・86。3回目も失敗を恐れず大技に挑み、攻めの演技で上位を狙い続けた。 予選は開が88・07点の1位、草木ひなの(スターツ)は85・11点の3位。前回金メダルの四十住さくら(第一生命保険)は79・70で10位に終わり予選敗退となった。 最後は上位8人の争いとなった大舞台で、15歳の開、16歳の草木が堂々のランを披露した。 ◆開心那(ひらき・ここな)2008年8月26日生まれ、北海道出身。名前の由来はヤシ科の植物「ココナツ」から。5歳でスケートボードを始める。21年東京五輪銀メダル。23年世界選手権優勝。Xゲームで19、22年に2位、23年に優勝。得意技は、板の先端でコース縁を滑る「ノーズグラインド」など。170センチ。 ◆草木ひなの(くさき・ひなの)2008年4月4日生まれ、茨城県出身。母の影響で、小学3年でスケートボードを始める。23年世界選手権4位、アジア大会優勝。24年、Xゲーム米国大会2位。日本選手権は23年まで3連覇。得意技は空中で1回転半する「540」など。161センチ。