5年前にアドバンテストを約6万円買っていたら、今いくら…5年前に買っていたらテンバガーになっていた銘柄とは?「国内最強」半導体関連株リスト
かつて世界を席巻した日本の半導体だが、その後半導体メーカーは国内からほとんど姿を消した。しかし、足下はAI需要から半導体ブームという状態であり、国内半導体関連銘柄も大きく上昇しており、テンバガーも現れている。みんかぶプレミアム特集「最強株の選び方」第10回は【半導体銘柄】について語るーー。
半導体の周辺業界に視野を広げると日本勢が世界を支えている
1980年代に世界を席巻した日本の半導体でしたが、その後の半導体市場の激変もあり、2024年時点で上場している純粋な半導体メーカーはほぼありません。 ただし半導体製造装置メーカーなど、半導体の周辺業界に視野を広げると、日本勢が世界の半導体市場を支えている姿が明確になります。スマホからAIと半導体に対する強い引き合いが、テーマを変えながら継続中。そして、世界的な半導体メーカーのTSMCなどとの取引の追い風に、国内の半導体銘柄の業績及び株価も堅調に推移しています。
抜きん出てアドバンテスト株が上昇
日本を代表する半導体銘柄としては、アドバンテスト(6857)と東京エレクトロン(8035)があげられます。アドバンテストは半導体の検査機器メーカー、東京エレクトロンは半導体製造装置メーカーです。半導体を作るという半導体までの距離の近さは東京エレクトロンに軍配が上がりますが、5年での株価上昇率はアドバンテストの勝ちです。アドバンテストの直近5年の株価推移は下記です。 2019年3月末 643.2円 2020年3月末 1,085円 2021年3月末 2,420円 2022年3月末 2,417.5円 2023年3月末 3,040円 2024年3月末 6,819円 2019年3月末に643.3円で投資をしていると、5年後の2024年3月末には6,819円となり、株価は10倍以上でテンバガーの仲間入りです。約6.4万円が約68万円まで増えています。日本を代表する半導体銘柄でテンバガーが出ているというのは、国内の株式投資でも充分に利益を出せることを表しています。 他の半導体銘柄に投資していても「報われた」状況
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