【大分】倉堀翔さん 「心で向き合う大切さ」を伝える
大分朝日放送
トランスジェンダーを公表しているクラリネット奏者が、大分市内の高校で自分に正直に生きることの大切さを講演しました。 母校の大分雄城台高校で講演したのは倉堀翔さんです。 倉堀さんはクラリネット奏者で、4月から母校で音楽の講師を務めています。 生まれた性別と自身の感覚が一致しないトランスジェンダーであることを公表している倉堀さんは、「嘘をつかずに生きること」をテーマに学生時代や教壇に立って感じたことをなどを全校生徒およそ700人に伝えました。 (倉堀翔さん) 「誰一人『おかま、きもい、男か女かわからない』こんなことを言う生徒はいない。私が嘘をつかず心と心で生徒たちと向き合っている証だと思う」 大分雄城台高校では今後も講演会を開くなどして様々な人権教育の機会を設けていくということです。